現在毎週日曜日に放送中の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」毎週楽しみに見てます。放送されるたびにTwitterのトレンドを独占していますねw
今回は作中に登場するスレッタ・マーキュリーが搭乗する機体「ガンダム・エアリアル」について解説していきます。ネタバレや考察を多く含むのでネタバレが嫌な人はブラウザバックを推奨します。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場する主人公機であり、長年水星で一緒に過ごしたスレッタ・マーキュリーの家族。
スレッタ・マーキュリーがアスティカシア高等専門学園に入学した際、学校側には「AERIAL」という機体名で登録されており、ガンダムということは伏せられています。この世界ではGUNDフォーマット搭載機GUND-ARM(ガンダム)は協約で相手だけでなく搭乗者の命も奪う危険な機体として禁止された機体のことを指します。
GUND-ARMを使用するとデータストームと言われる負荷が発生するのですが、何故かエアリアルはデータストームが発生しないので、これのおかげでダブスタ親父の追及を逃れることができました。
GUNDフォーマットとは
元々医療技術であったGUNDという人体の器官や部品を機械化して「宇宙環境で生じる身体機能障害の補助する」役割を担っています。その医療技術の「GUND」を兵器もといMS(モビルスーツ)の操作系に転用した技術です。
スレッタのお母さんもGUNDのおかげでシャンクス状態にならずに済んでいるので、このGUND技術自体は素晴らしいものです。
武装
【ビームサーベル×2】
背部ユニットに装備されており、学園内の決闘時は出力が調整され緑色になっていますが本当は青色。
【ビームライフル】
ガンダムシリーズお馴染みの遠距離武器であり、ガンビットを追加で装備することによって威力・射程の底上げが可能であり、さらには銃口から高出力ビームブレードを展開することができ遠・中・近距離全てに対応しているかなりの有能武装です。
【頭部バルカン】
役に立たなそうで意外と牽制などに役に立つ重要武装。ブレードアンテナより上にバルカン砲がついており、歴代のガンダムと比べるとあまり見ない珍しい位置にあります。
【エスカッシャン(ガンビット)】
次世代群体遠隔操作兵器システム。11機からなるガンビットを使うことでオールレンジ攻撃やシールドを展開することが可能。攻撃力や防御力だけでなくガンビットを体中に装備する『ビットオンフォーム』の状態にすることで機動力の底上げも可能であり。攻守全てをこれ一つでこなすことができます。
ちなみにガンダム界ではビットは完全初見殺しの武装なので第1話でぐれる先輩が負けたのはしょうがないことだったり、、
エアリアルの正体
エアリアルの中にいるのはエリクト・サマヤでまず間違いないでしょう。
今までは可能性の高い考察でしたが、第6話「鬱陶しい歌」でエアリアル=エリクトの説がほぼ確定しました。
6話冒頭でお母さんが「エアリアルは勝つわ。だって私の娘ですもの」と発言しました。スレッタではなく、、、
プロローグのルブリスのOS(システム名)は【SYS Ver 2.0】そしてエアリアルのOSは【SYS Ver E.S】
エリクト・サマヤのイニシャルはES。これは第2話から考察されていましたが第6話の冒頭のお母さんの発言、そしてファラクトvsエアリアル戦でエランの目にはエアリアルとガンビットが少女に見えていたこと、OPでエリクトがエアリアルに吸い込まれるような表現。
エリクト=エアリアルであるなら全ての伏線が繋がるので99%エアリアルの正体はエリクト・サマヤだと思われます。
エアリアルの中に12人いる説
元々エアリアルの中にはエリクトが入っているという説が第1話から濃厚でしたが第6話で、もっと恐ろしいことが分かりました。
エアリアルの中に12人いる
第6話の戦闘中ファラクトの攻撃によりピンチになったエアリアルがサイコミュジャックのような謎の衝撃波を使いました。
次の瞬間、ファラクトの動きが制限(エランが動けなかった)されガンビットの制御が停止しました。プロローグでエリクトのお父さんやルブリスもやられてましたね。でも今回の様子は少しおかしく、エランがエアリアルの方を見ると青い光の少女が笑っていました。そして次の自分の周りを回りながら笑う少女達。
気が付くとエランの周りを回っていたのは少女ではなくエアリアルのガンビット。ガンビットとエアリアルが少女に見えた、、?そしてそのままガンビットに集中砲火され決闘は幕を閉じました。
かなりのホラー映像でしたがこれで第5話の占いの意味も判明しましたね。兄弟の存在を示す石の場所には12の数字。エアリアル(エリクト)とガンビットの数を足すと合計は12。
ガンビット1つ1つにスレッタの兄弟が入っている説
これだけでもかなり信憑性がありそうですが、もう少し見ていきましょう。
仮にガンビット1つ1つの中にスレッタの兄弟が組み込まれているとします。そうするとエアリアルはスレッタ含めて13人で動かしていることになりますね。この13ということに注目していきましょう。
西洋では13という数字は忌み数であり、日本においても忌避される忌み数であったとする説があります。そして、魔女の集会(魔女のグループ)は基本的に13人で構成されているそうです。水星の魔女が「呪い」や「魔女」に関することが強い作品なので関係はありそうな気がしますね。
エリクト+12人で制御しているとしたらスレッタが「みんなお願い!」と言っている意味や致死レベルのデータストームが流れているはずなのに影響を一切受けない理由が納得いきます。
12人で負荷を分散させれば大丈夫。
この説が本当だとしたらガンダム史上一番ヤバイ主人公機になりますね、、